一般データ保護規制(GDPR)への準拠などの目的でユーザーのPII(個人を特定可能な情報)を完全に削除(匿名化)したい場合は、そのユーザーを最初に非アクティブ化することで、削除が可能になります。
ユーザーのPIIを削除すると、ユーザーの個人情報は匿名になりますが、レポート作成のためにユーザーの使用履歴の集計は保持されます。つまり、組織での受講登録数とコース再生分数の合計が、すべての受講登録数とコース再生分数に含まれるということです。しかし、そのデータは個々のユーザー名、所属していたグループ、コース名には関連付けされません。
ユーザーデータを削除(匿名化)するには
ユーザーのPIIを完全に削除するには、最初にユーザーを非アクティブ化する必要があります。ユーザーの非アクティブ化の方法については、こちらをクリックしてください。クロスドメインID管理システム(SCIM)でアカウントを管理している場合、学習者の非アクティブ化(デプロビジョニング)は、使用しているシングルサインオン(SSO)Active Directoryから直接行う必要があります。
ユーザーが非アクティブ化されたら、リストの右側にある同じアクションメニューを使用して、メニューのユーザーPIIを削除オプションをクリックできます。ユーザーが無効になったら、リストの右側にある同じアクションメニューを使用して、メニューの「ユーザーPIIを削除」オプションをクリックできます。
非アクティブ化されたユーザーを複数選択する方法
非アクティブ化されたユーザーの左側にあるチェックボックスをクリックすると、ユーザーを複数選択することができます。この方法は、複数のユーザーのユーザーPIIを削除する際にも使用できます。
Udemy Businessでの匿名化されたユーザーの表示
ユーザーPIIを削除すると、そのユーザーの個人を特定できる情報がすべて削除され、Udemy Businessでのその情報への参照がすべて「匿名ユーザー」というラベルに置き換えられます。
PIIが削除されたユーザーの総数は、非アクティブ化ユーザーページの通知欄に表示されます。非アクティブ化ユーザーのフィルターは、ユーザー管理ページのライセンスの割り当てセクションで適用できます。
PIIが削除された匿名ユーザーに関するレポートの集計データが表示されます。注: 匿名ユーザーのPIIデータを取得する方法や、それらをコースやグループに関連付ける方法はありません。ユーザーPIIは削除すると元に戻せません。