レクチャーの形式は、ユーザーがどのように情報を処理するかに大きな影響を与えます。さまざまな形式を組み合わせ、それぞれのメッセージを最も魅力的な方法で伝えるのが、最も効果的なコースです。形式に関しては、ビデオ、テキスト、小テストの3つの最上位のカテゴリーがあります。そしてビデオ形式の中で、講師が画面で話すスタイルやスクリーンキャスト、スライドプレゼンテーション、ビデオとスライドのマッシュアップなどを選んで使用できます。
個々のレクチャーで教えている内容に応じて、メッセージに最高の視覚効果をもたらすレクチャー形式を選択する必要があります。使用可能なすべての形式と、使用すべきタイミングのヒントのリストを以下で紹介しています。すべての種類を使用する必要はありませんが、これらを組み合わせることで変化をもたらし、ユーザーを退屈させずに注意を向けさせることができます。
講師が画面で話すスタイル
目的: 信用と信頼を築き、ユーザーへのサポートや共感を示し、変化のあるレクチャーにする。
使用すべきタイミング: 紹介ビデオ、セクションの導入、まとめで、ストーリーや講師の見通しを理解してもらう場合。スライド/画面ページを使用すると、画面の動きが長時間(30秒以上)止まってしまう場合など。
スライド
目的: 要点に集中させる、複雑なメンタルモデルを視覚化する、スペルがわかるようにしたい場合。
使用すべきタイミング: 多段階の概念を示す場合や、重要点の強調、専門用語の定義、モデルを可視化する場合。スライドに画像を含めることもできます。
ヒント: モバイルでのコースユーザーのために、大きめのフォントを使用してください。
スクリーンキャスト
目的: 複数のステップによる説明。
使用すべきタイミング: ソフトウェアの使い方やインターネット上にある適切な例の検索方法の説明、ユーザーが続けてやってみる形の指導、特定のプログラムやプログラミング言語の使い方を提示する場合。
モバイルでのコースユーザーのために拡大表示してください。
テキスト
目的: 変化をもたらし、自己学習などに適している。テキストと画像を簡単に組み合わせることができる。
使用すべきタイミング: ユーザーが自分で取り組むことができるコンセプト/ステップバイステップのガイド、書いたものを見せる必要がある資料、セクションの導入や概要、補足資料。
小テスト
目的: 知識を試し、変化をもたらし、ユーザーを引きつける。
使用すべきタイミング: 内容をユーザーが理解して覚えているかどうかを自己評価する、セクションのエンディングとして、トピックに関して事前に知識をテストする、セクションの導入部として使用。
ビデオとPDFのマッシュアップ
ビデオとPDFのマッシュアップでは、ビデオとPDFスライドを同期させることができます。スライドを前景として選択し、ビデオを右下隅で再生することができます。2つ目の画面上の動きが集中の邪魔になる可能性があります。ユーザーに(講師の顔ではなく)画面に集中してもらいたい場合は、使用を控えましょう。
目的: ビデオを通して個人的な味わいを保ちつつ、ユーザーにソフトウェアやウェブサイトの説明をし、変化ももたらす。
使用すべきタイミング: シンプルで、内容を簡単に理解できる画面ページ。ユーザーがスクリーンキャストに完全に集中することが必要な場合は使用を控えましょう。